カンパのお願い

【ウィシュマさんの御遺族と弁護団の活動にカンパをお願い致します】

2023年1月10日

2021年3月6日に、名古屋出入国在留管理局において、ウィシュマ・サンダマリさんが悲痛な死を遂げました。

2021年5月1日に、ウィシュマさんの御遺族(妹のワヨミさん、ポールニマさんら)が、スリランカから来日して以降、御遺族はウィシュマさんを弔い、また、ウィシュマさんの死の真相を知るために、今日まで力を尽くしてきました。

2021年5月16日には、名古屋市内でウィシュマさんのお葬式を執り行い、また、2021年5月29日には、築地本願寺にて「ウィシュマさんを偲ぶ会」を開催して、多くの方々にご参列いただきました。そしてその後も、節目節目に、ウィシュマさんの早すぎる死を悼む心を、御遺族が多くの日本市民の方々と共有する機会を設けさせていただいております。

御遺族はまた、日本の市民の皆様と共に、ウィシュマさん死亡事件の真相解明のための努力を続けてきました。
法務大臣(当時)との面会、名古屋出入国在留管理局訪問、国会傍聴、名古屋地方検察庁訪問、記者会見、インタビュー、院内集会を含む集会、デモ等、多数の機会を捉えて、ワヨミさんとポールニマさんは、ウィシュマさんの死の真相解明の必要性を広く訴えてきました。
また、2021年11月には、ウィシュマさんの死に責任を負うべき名古屋入管の職員たちを刑事告訴し、不起訴処分が出ると、2022年8月に検察審査会への申立ても行いました。2022年12月に、名古屋第一検察審査会が、名古屋地方検察庁による不起訴処分に待ったをかける「不起訴不当」の議決を行っており、2022年12月末現在、御遺族としては、責任を負うべき者たちが「業務上過失致死罪で起訴」されるよう、名古屋地方検察庁に対して強く求めていく予定です。

2022年3月には、国家賠償請求訴訟も名古屋地方裁判所に提起し、ワヨミさんとポールニマさんも、法廷で多数回意見陳述等を行い、積極的に訴訟に関り、姉の死の真相解明と責任追及を懸命に行っております。2022年12月には、僅か5時間ほどとはいえ、これまで国が引き渡しを拒み続けてきた、ウィシュマさんを映した監視カメラの映像の一部が裁判所と御遺族に提出されました。

御遺族の真摯な活動とそれを支える弁護団の活動に関する経費には、以下の金員が含まれます。

・ウィシュマさんの御供養のための費用(但し、2022年12月30日現在、ウィシュマさんのお骨の眠るお寺は、無償でウィシュマさんを弔い続けて下さっており、御遺族は大変感謝しております)
・訴訟を続けるために必要な費用(印紙代、郵券代、コピー代、交通費、通訳費用、証拠収集費用等)
・御遺族の日本滞在費
・通訳費用・翻訳費用
・ウィシュマさんの死の真相解明のための多様な活動にかかる経費(御遺族と弁護士の出張費用、記者会見費用等)

これまでも、御遺族と弁護団の活動は、全て市民の皆様の温かいカンパでこれまで支えられてきました。御遺族ともども、御遺族代理人弁護団一同、心より感謝致します。

弁護団では引き続きカンパをお願い致したく存じます。御遺族と弁護団の活動にご賛同頂ける方には、是非カンパをお願いしたく、ここに呼びかけます。

なお、事件が完全に終了した際に余剰を生じたときは、弁護団において協議のうえ使用
させていただくことをどうぞご了解くださいませ。

   カンパを頂ける方には、下記までお振込みを頂ければ幸いです。

 みずほ銀行・高田馬場支店(064)・普通・2593811

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